あたりまえの事だけど、忘れがちなこと

僕は、今の会社(IT業界)に転職して約2年半だ。
以前は、肉体労働をしていた。
その時の大先輩(50〜60歳くらい)によく言われたことがある。

「同じ事をやる上で昨日より今日、今日より明日と1日1ミリでも
成長していこうという意識が常にないとダメだ。」

こんなことを毎日毎日聞かされ、どやされたことを昨日のように思い出す。

昨日、1分かかった仕事を今日は59秒で終わらせる。
これは極端な例だが、こういう意識をついつい忘れてしまうように思う。

ルーチンワークが嫌だと言っている人の中に、こんなことを常に意識できている人が
果たして何人くらいいるんだろうか?

肉体労働も製造業もルーチンワークの塊だと思う。
それでも、その中に自分の成長する道を見つけていくからこそ
仕事っておもしろくなっていくんじゃないかな。

ルーチンワークも、自分に目標を設定して意識して挑んでいけば
ひょっとするとつまらないものではなくなってくるのかもしれない。

頭をフルに回転させて今のもの以上の何かを得ようとしない人に、目の前の現実を
楽しいものに変えていく力があるとはおもえない。

去年から、僕自身がそのことを忘れて、文句ばっかり言っていたような気がする。

さて、昔の大先輩の言葉をもう一度思い出し、再度帯を締め直して頑張っていくとするか。